レンジフードの塗膜はこうして剥がれます

こんにちは。調布の清掃会社 株式会社Peace and Cleanの小塩です。

最近は、春っぽかったり夏の様に成ったり落ち着かない天候ですね。

そんなところで、外の天気も良かったりすると、コロナも気になるけど、お弁当を

もってお出かけなんてなりますよね。

お料理すれば、キッチンも汚れると思いますが、皆さんハウスクリーニングの

業者さんを呼んでレンジフードの分解洗浄をお願いすると、こんな事をいわれませんか?

「塗装された箇所の汚れは、油の酸化で侵されてるので洗浄すると塗装も剥げてしまうかも

しれません」

これ、実は、半分本当で、半分は嘘です。

基本的に油の酸化で誘発されるのは基本的に錆の発生です。

もちろん、錆が出来れば塗膜なんてボロボロになりますから結果論の部分では正解では

あるんですが。。

それでは、塗装が剥げてしまう直接的な原因は何かというと、洗剤と考えられます。

現在、レンジフードの様な油汚れが強い場合はアルカリ性洗剤が使われるのが一般的です。

そして、このアルカリ性は塗膜を犯していく直接の原因として捉えられるからです。

っというのも、塗膜というのは屋外環境下において一番に影響が危惧されるのは

アルカリ成分と言われており、現に、塗料メーカーの製品テストにはアルカリの耐性テストが

組み込まれている場合が多くあります。特に船舶・橋脚などの鉄製品の塗装に使用される

塗料の多くはこのテストをクリア出来なければ使用されないのが常です。

 

では、このアルカリ性洗剤を使用せずに油汚れを落とす方法があるのか!

方法は2つあるんですが1番安全なのはスチーム洗浄機+中性洗剤を使用して

最後の落ちにくい汚れにアルカリ性洗剤を使用します。

但し、時間は、アルカリ性洗剤を使うより時間がかかります。

それに、ちょっと塗膜が落ちてしまうかもしれません。

 

もう一つは、これは絶対的に現実的ではありませんが、シンナーを使う事です。

、がこれはやらない方がいいです。まず、御察し頂けると思いますが、体に良くないですし

しかも、食べ物を扱う場所ですからね。

 

ここまで説明をつらつら読んで頂ければ分かって頂けると思いますが、油汚れを

取る行為においては、色を剥がさない様にというのは土台無理なことだという話なんですね~

もし、気にされるんであれば・・・塗装してくださいって事です。

そんな事出来るんですか?!って話ですけど。

とりあえず、出来ますよ!ただ、そこまで金額を掛ける様でしたら交換も視野にされての方が

合理的かもですね。

 

ではでは~


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